川内原発、燃料装荷完了 来月10日にも再稼働(産経ニュース):
2015.7.10 18:50
http://www.sankei.com/affairs/news/150710/afr1507100039-n1.html
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【原発】川内原発1号機:30年超の運転 29日にも認可 規制委
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1436620084/
原子力規制委員会は、九州電力が8月中旬の再稼働を目指す川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県、出力89万キロワット)について、30年を超える運転を今月29日にも認可することを決めた。
1号機は昨年7月に運転開始から30年を迎えた。原子炉等規制法は、30年を超えて運転する原発に対し、機器の劣化の評価や管理方針を定めることを電力会社に義務付けているが、再稼働の条件には含まれていない。
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30年超原発の危険性くらい想定できるでしょうに、再稼働は条件外だから再稼働するという無茶苦茶ロジック。
こんなもんで再稼働されたら周辺住民、隣県はたまったものじゃないのですが。
そして火山。
九州・山口の活火山
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/jikazan/kiyushyu_katsukazan1.htm
しかも九州はカルデラ火山の密集地帯です。
川内原発再稼働への不安!専門家が続々警鐘、姶良カルデラ大噴火で壊滅する!/九州電力も認めている!(みんなが知るべき情報/今日の物語):
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/a0c5aa368c0b6c11536bb091e53c7dd6
「川内原発には地震による津波以外に、活火山の噴火というリスクも背負っています。約3万年前の、川内原発の地点まで火砕流が押し寄せた可能性がある姶良カルデラの爆発に関しては、九州電力も認めている。
しかし、原発運用期間中は大丈夫だと主張し、原子力規制委員会もそれを認めた。ところが、御嶽山の噴火が予測できなかったことにより、姶良カルデラもどうなるかわからなくなってしまった。周辺住民たちの不安は募るばかりです」(同)
姶良カルデラは、鹿児島湾と桜島を囲む巨大カルデラだ。
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九電は、火山の危険性については100年前に予兆があるから大丈夫というドルイット論文を採用しています。
しかし...
川内原発・火山審査3つの誤り-火山検討チーム会合での議論から(原子力規制を監視する市民の会):
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/09/04/kazan2kai/
◆運用期間中の巨大噴火の可能性についての議論を拒否
第一回の火山検討チーム会合において、火山噴火予知連会長で東大名誉教授の藤井氏が、ドルイット論文について、これが、サントリーニ火山ミノア噴火という一例について、噴火直前の100年程度の間にマグマ供給速度が上昇したという知見であり、カルデラ一般について述べたものではない、これはドルイット氏本人に確認したと指摘しました。藤井氏はさらに、ドルイット論文に議論があるように、マグマ溜まりの沈降などにより、マグマ供給速度の上昇により地表の隆起がみられるとは限らない、と指摘しています。
この論文は、九電及び規制委が、巨大噴火が予測でき、しかも核燃料の搬出に間に合うとの主張の根拠に使われているだけでなく、川内原発の運用期間中に巨大噴火が発生しないとの主張の根拠にも使われています。その前提が崩れたのです。
(略)
そこで九電が最後に繰り出してきたのが、噴火の予測が可能だという論拠に使っていたドルイット論文でした。100年程度前に発生するマグマ供給速度の上昇がみられていないので、当面は大丈夫だと理屈です。それが藤井氏の指摘により、ひっくり返ったのです。
運用期間中にカルデラ噴火に至るような状況ではないという判断について、規制庁・規制委が議論を避けたのは、火山影響評価ガイドにより、これが否定されれば、即立地不適となるからでしょう。ここに触れないことが、火山検討チーム設置の条件だったのかもしれません。いずれにしても、良心的な科学者を侮辱する行為であり、許されざるやり方です。
(部分抜粋)
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最近の浅間山噴火や口永良部島の突然の噴火で、ドルイット論文を根拠とする100年前の予兆説はとっくに破綻してるのに、それでも再稼働に突っ走る九電の無責任さには呆れるばかりです。
あっ、あと阿蘇山も。
阿蘇山噴火、噴煙が一時1000メートルに:
投稿日: 2014年11月26日 16時31分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/26/aso-eruption_n_6223472.html
福岡管区気象台(福岡市)によると、千メートルの噴煙が観測されるのは1995年以来という。
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西でも活発な動き 阿蘇山で20年ぶり火山性微動 震度1(産経WEST):
2015.5.4 16:42
http://www.sankei.com/west/news/150504/wst1505040044-n1.html
気象台によると、3日午後10時すぎ、振幅の大きな微動が約5分続いた。一時的に火山灰の噴出が増えた可能性があり、4日の現地調査では、中岳第1火口から約4キロ離れた同県阿蘇市一の宮町で降灰の痕跡を確認した。噴煙の高さは天候不良のため観測できていない。
阿蘇山は中岳第1火口の小規模噴火が続いており、気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に設定。火口から約1キロは立ち入りが禁止されている。
(部分抜粋)
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川内再稼働同意の2県議、関係企業が九電関連工事を受注(朝日新聞デジタル):
大谷聡2015年1月13日05時19分
http://www.asahi.com/articles/ASH1D7D53H1DUTIL026.html
九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の安全対策の調査を担当し、再稼働に同意した鹿児島県議2人や親族の経営する建設会社計4社が、東京電力福島第一原発事故後の3年間で、川内原発や九電の関連工事を計26件、2億9千万円分受注していた。2県議は会社から報酬を受けていた。
(略)
2人はいずれも自民党の外薗(ほかぞの)勝蔵県議(当選4回、薩摩川内市区)と小幡兼興県議(同5回、出水市区)。ともに県議会で川内原発の安全対策を調べる原子力安全対策等特別委員会(15人)に所属。同委員会は2014年11月、川内原発の再稼働推進を求める陳情を賛成11、反対3で採択し、2人は賛成した。
(部分抜粋)
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川内原発の立地交付金 地元県議へ還流500万(中村隆市ブログ):
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-6667
九州電力川内原発がある鹿児島県薩摩川内市区選出の県議で自民党県連幹事長の外薗勝蔵氏側が、原発立地自治体などに拠出される電源立地地域対策交付金を財源とする事業を受注した2社側から、2007年以降に少なくとも政治献金や相談役報酬など約500万円を受けていることが分かった。
2社は、ともに薩摩川内市に本社を置くクレーンリース業「外薗運輸機工」と土木工事業「外薗建設工業」。運輸機工は外薗氏の長兄が社長、建設工業は次兄が会長、長男が社長を務める。
昨年9月定例会では、一般質問で九州電力川内原発3号機の増設計画について「増設に伴い、地元産業への波及効果が見込まれ、地元経済の活性化をもたらす」などと主張。県議会はこの定例会で増設の賛成陳情48件を自民、公明両党などの賛成多数で採択。これを受け、伊藤祐一郎知事は同年11月、増設同意の意見を経済産業省に伝えた。
(部分抜粋)
(※外薗氏本人も親族外者の大株主です)
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原発再稼働の結論ありきの九電と、九電と繋がった原発利権議員が牛耳って8月にも再稼働しようという暴挙には強い憤りを感じます。
「川内原発 日本一危険な原発」
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%8E%9F%E7%99%BA%20%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%80%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%AA%E5%8E%9F%E7%99%BA
49 件のコメント:
エネ庁、伊方原発再稼働を地元に要請
2015/7/17 20:04
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H5E_X10C15A7EE8000/
資源エネルギー庁の上田隆之長官は17日、愛媛県の中村時広知事と伊方町の山下和彦町長を訪ね、四国電力の伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)の再稼働に同意を求めた。「我が国のエネルギー情勢は大変厳しい。(再稼働を進める)政府の方針をご理解いただきたい」と訴えた。
(部分抜粋)
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伊方原発3号機は、爆発した福島第一3号機と同じプルサーマル。
【電力】四国電力伊方原発3号機、安全審査に合格 再稼働は今冬以降
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1436945365/
【原発】 伊方原発「ゼロリスクや絶対安全がないことは理解してほしい」 3号機、原子力規制委員長 [岩手日報]
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1436954282/
2030年の発電コスト「原発が最安」 経産省試算
大津智義2015年4月27日22時57分
http://www.asahi.com/articles/ASH4W5Q55H4WULFA01W.html
誰が信じるんよ!?(笑)
総括原価方式 使用済み核燃料:
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=%E7%B7%8F%E6%8B%AC%E5%8E%9F%E4%BE%A1%E6%96%B9%E5%BC%8F%E3%80%80%E4%BD%BF%E7%94%A8%E6%B8%88%E3%81%BF%E6%A0%B8%E7%87%83%E6%96%99
使用済み核燃料も資産なんだ。
それって、普通..不良在庫でマイナス計上するんじゃないの?(笑)
温室効果ガス削減目標 政府、26%正式決定 国連へ提出、「公約」に
産経新聞 7月18日(土)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000091-san-bus_all
政府は17日、地球温暖化対策推進本部で温室効果ガスを2030(平成42)年度に13年度比26%削減する目標を正式決定した。同日、国連の事務局にも提出し、年末の気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に向け、日本の目標が“国際公約”となった。
安倍晋三首相は推進本部で、「気候変動への対応では、国際社会全体による取り組みの強化が急務だ」と強調。「関係閣僚は連携し、地球温暖化対策の充実と国際交渉での国益の実現に向けて全力を挙げてほしい」と指示した。
目標では、原子力発電と再生可能エネルギーを増やし火力発電を減らす電源構成の見直しで21・9%分、温室効果の高い代替フロンの削減や森林整備による二酸化炭素(CO2)吸収で4・1%分-を削減する。
決定に先立つ意見公募には、目標が厳しすぎるとの声や、もっと高くするよう求める意見など約2千件が寄せられたが、政府は当初案を据え置いた。
年末のCOP21では各国が20年以降の削減目標を国連に提出するよう求められており、最大排出国の中国や欧米を含む45カ国が既に目標を提出していた。
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れっきとした「ゴミ」を「資源」に変える「魔法の言葉」核燃料サイクル(笑)。
高濃度の放射性物質検出=汚染雨水流出の排水路―福島第1:
時事通信 2015/7/16 21:00
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150716-00000116-jijnb_st-nb
東京電力福島第1原発で汚染された雨水が排水路からあふれ、外洋に流出した問題で、東電は16日、この排水路で採取した水から高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。雨が降ると濃度が上昇する傾向にあり、東電は土砂の流入が原因とみている。
東電によると、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1100ベクレル、放射性セシウムが同830ベクレル検出された。
この排水路は外洋に直接つながっているため、せき止めた上でポンプを使い港湾内につながる別の排水路へ引き込んでいたが、雨量の増加でポンプの容量を超えた雨水があふれ出た。東電は、出口を港湾内に変える工事を進めている。
ポンプは設置台数に限界があり、1時間当たり14ミリの降雨までしか対応できないという。
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>ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1100ベクレル、放射性セシウムが同830ベクレル検出された。
雨や台風のたびにだだ漏れ...
×「雨や台風のたびに」
○「普段から」
(笑)。
淡水化装置で汚染水漏えい 第一原発(福島民報):
https://www.minpo.jp/news/detail/2015071824143
東京電力は17日、汚染水の塩分を取り除く福島第一原発の淡水化装置から汚染水が漏えいしたと発表した。漏えいした水はせき内にとどまっており、外部への影響はないという。
同日午前3時半ごろ、漏えい検知器が作動した。社員が確認したところ、高圧ポンプの配管の接続部から水が漏れていた。装置を停止し、約1時間後に漏えいが止まった。漏れた水の放射性物質濃度はセシウム134が1リットル当たり80ベクレル、同137が310ベクレルだった。漏えい量は約2.5立方メートル。
基礎部分のボルトが緩み、接続部に大きな振動が加わってひび割れが生じたのが原因とみられる。
( 2015/07/18 09:01
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地元の新聞なのに、1,100ベクレルのβ線を出す放射性物質(ストロンチウム90など)は隠蔽!?
>汚染水の塩分を取り除く福島第一原発の淡水化装置
これって「ALPS」のこと!?
時事通信の記事とは別件みたいだけど、「ALPS」って故障だらけなのに作動してるの!?
「汚染水 タンク 福島第一」(ぐぐるイメージ検索結果):
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B1%9A%E6%9F%93%E6%B0%B4+%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF+%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80&espv=2&biw=1070&bih=511&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAmoVChMIhs3Hz8HnxgIVzKOUCh2GHgzH
置き場所がないから...(笑)。
増設ALPSが運転再開 福島第1原発(Sankei Biz)
2015.6.13 17:12
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150613/cpb1506131712001-n1.htm
東京電力は13日、漏電警報が出て停止した福島第1原発の増設多核種除去設備(増設ALPS)で、全3系統のうち2系統の運転を再開したと発表した。残り1系統は放射性物質を吸着する装置の定期的な交換作業の後、運転を再開する。
増設ALPSは11日午後に漏電を示す警報が鳴って停止した。東電は点検の結果、ALPSの設備自体に異常がないことを確認したとしている。
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ALPSって東芝でしたよね。
「ALPS」に関連するニュース一覧:
http://www.2nn.jp/word/ALPS
トラブルばっかりじゃん。
「放射性物質の除去装置」ALPS(アルプス)の最前線で見た"東芝vs日立" 【映像あり】(ハフィントンポスト)
投稿日: 2015年03月14日 10時14分 JS
http://www.huffingtonpost.jp/hiroaki-mizushima/alps_b_6867812.html
この高性能ALPSは「日立製」なのだ。
昨年の今頃あったのは「東芝製」だけだった。
(略)
東電・東芝の「ALPS」は、役に立たない(東洋経済オンライン・2013年10月22日)
ALPSは無駄だけでなく危険、発想を切り替えよ
――冨安さんは、ALPSによる処理はコスト的に無駄であるだけでなく、危険だとも指摘しています。
東電はALPS処理済み水の海洋投棄を想定しているので、ストロンチウムと比べて相対的に微量で、危険性の少ない核種も高いコストと手間ひまをかけて基準値以下に減らそうとしている。そのためにALPSは設備が大がかりになった一方で、最も重要なストロンチウム除去のための工程が合理的に設計されていない。
出典:東洋経済オンライン
(略)
新増設の高性能ALPS公開 東電福島第一原発(福島民報・2014年10月17日)
東京電力は16日、福島第一原発で汚染水処理を加速するために新増設した多核種除去設備(ALPS)や、原子炉・タービン建屋周囲の「サブドレン」と呼ばれる井戸からくみ上げた地下水の浄化設備などを報道陣に公開した。
ALPSは汚染水からトリチウム以外の62種の放射性物質を除去できる装置。東電は、3系統で1日当たり約750トン処理する既設型と同規模の「増設ALPS」と、一系統で1日約500トン処理できる「高性能ALPS」を建設。増設ALPSは3系統で試運転を開始している。既設型で発生したトラブルへの対処を反映しているという。
高性能ALPSは汚染水の前処理の工程を改善することで廃棄物量を大幅に低減できる。16日で原子力規制委員会の検査が終わり、近く試運転を開始する。3施設合計の処理能力は1日約2000トンとなる。
サブドレンからくみ上げた地下水の浄化設備は、1日約1200トンの処理能力がある。8月からの試験で約1000トンを処理し、外部のタンクに貯蔵している。東電は浄化した水を海に放出する方針で漁業関係者に説明を進めている。
出典:福島民報のホームページ(2014年10月17日)
※
※
これでALPSは,既存のALPS3系統に加え、増設したALPS3系統、さらに高性能ALPS1系統で、すべてが順調に稼働すれば、1日2000トンの処理が可能になる計算だ。
(略)
担当者の話を聞く限り、汚染水処理は技術的に難しく、机上のプラン通りの単純なものではないようだ。
汚染水の水質などの状況に合わせて対応していかねばならないので、「1日2000トン」と言われると、東京電力の本社も、国も、マスコミはいつもフル稼働することを期待してしまうが、現状ではそれを期待するのは難しい印象だ。だとすれば昨年9月に政府が介入して改良型3系統などを一気に導入したように、国が責任をもって設備を増やしていくしかないだろう。
東京電力は当初は「2014年度内に終える」と表明していた汚染水処理の期限目標を今年1月には放棄した。
福島第一原発で続いている「汚染水」の行方は、凍結などによる地下水遮壁の成果と並んで、処理(=ほぼ無害化)がどれだけ迅速にできるのか、という点にもかかっている。
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ALPSって東芝だけかと思ったら、高性能ALPS1系統で日立が参入してるんですね。
..で、
増設ALPSが運転再開 福島第1原発(Sankei Biz)
2015.6.13 17:12
は東芝ですよね。
そして、これも。
淡水化装置で汚染水漏えい 第一原発(福島民報):
多分、日立の高性能ALPS1系統はまだ運転開始してないと思うけど、ALPS自体が予算漁りが目的の不完全製品じゃないの?
>凍結などによる地下水遮壁の成果
凍土遮水壁 年度内完了困難に(福島民報)
2015年7月20日 (月)
https://www.minpo.jp/news/detail/2015070523873
東京電力福島第一原発の汚染水対策の柱となる凍土(陸側)遮水壁は、目標とする今年度末の本格凍結の完了が困難な状況となった。4月末に始めた試験凍結で、地中の温度を十分に低下できない技術的な問題が生じ、工程に遅れが生じている。さらに、原子力規制委員会が遮水壁運用の条件とする建屋周辺の井戸「サブドレン」からの取水などのめどが立っていない。本格凍結の遅れは今後の汚染水対策全体に影響を与える可能性がある。
(略)
■廃炉工程に影響
遮水壁は国費320億円を投じ、政府が「汚染水問題の抜本的対策」に位置付けている。汚染水を減らす工程を示した政府の中長期ロードマップでは、今年度内に全体の凍結を完了、28年度内には1日約300トンの汚染水発生量が3分の1に減少すると見込んでいる。
規制委検討会に参加している高坂潔県原子力専門員は「年度内の凍結完了は難しい。このままでは廃炉工程に影響が出る可能性がある」と指摘。経済産業省資源エネルギー庁の担当者も「前例のない取り組みでどれだけの期間で凍結が完了できるかは分からない。規制庁の認可も必要になるので年度内に終了するかは不透明」との見解を示した。
県原子力安全対策課は「汚染水の発生量を抑えられない状況が続くと、将来的にタンク容量が逼迫(ひっぱく)することも見込まれる。早急に対策を講じてほしい」としている。
(部分抜粋)
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こんなもん失敗するって最初からさんざん言われてたじゃん。
単に、お仲間企業(鹿島だったっけ?)に「国費320億円」を献上しただけでしょ。
そして、凍土遮水壁もALPSもロボットも失敗を繰り返す終わらないミッションで税金のお替わり(笑)。
日立の高性能ALPSもそんな感じでしょ。
東電・東芝の「ALPS」は、役に立たない
東工大・冨安名誉教授に汚染水処理の対案を聞く
岡田 広行 :東洋経済 編集局記者 2013年10月22日
http://toyokeizai.net/articles/-/22253
汚染水とは、ストロンチウム90問題にほぼ等しい
――かつて東工大で原子炉工学研究所教授を務めた冨安さんは、東京電力が導入したALPSによる汚染水処理に疑問を投げかけています。
福島第一原発の汚染水の実態は、ストロンチウム90による汚染にほぼ等しい。東電の公表資料によれば、処理対象水(RO濃縮塩水)に含まれるストロンチウム90の濃度は1600万ベクレル/リットルに達している。ほかの核種は十数ベクレルからせいぜい数万ベクレル/リットル程度。こうした事実から見ても、人体への毒性が強い放射性ストロンチウムのリスクをいかに減らせるかがポイントとなる。
※
※
沈殿分離法」を提案したが、受け入れられず
――今年に入って、地下貯水槽や組み立て式タンクからの汚染水の漏えい、大雨で汚染水が堰からあふれる事故などが相次いでいます。ALPSの本格稼働を待ち続けるのではなく、一刻も早くタンク内にある汚染水のリスクを減らすことに注力すべきではないでしょうか。
(略)
貯蔵タンクが壊れそうな場合にも、緊急対策の原理を応用できる。つまりタンク内に塩化カルシウム水溶液と塩化ストロンチウム水溶液を投入して、ポンプで十分に撹拌した後に、炭酸ナトリウムの粉末を投入する。放射性ストロンチウムはその99.99%以上が貯蔵タンクの底部に沈澱する。ベータ線より沈殿物は発熱するが、大量の水の自然対流によって冷却されるため、危険性は少ない。「沈澱→遠心分離→乾燥→冷却」が最も確実な方法だが、それが難しいのであれば、タンク内に沈澱させる方法を考えてみるべきだ。
※
――冨安さんの提案内容は東電に伝わっていないのでしょうか。
原発事故から2カ月後の2011年5月には、清水正孝社長(当時)宛の書簡で、水溶液中で沈澱分離する方法として提案した。その後、担当者から「貴重なご提案ありがとうございます」という返事があっただけだった。今年4月には下河邉和彦会長にも書簡を送ったが何の返答もない。8月には田中俊一・原子力規制委員長に、汚染水処理の緊急提案として意見書を送付したが、反応はなかった。
大地震が来てタンクから汚染水が海に流出したら、取り返しがつかないことになる。それだけに、関係者には現実的な方法としてぜひ真剣に検討してもらいたい。
(部分抜粋)
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それで、「ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1100ベクレル、放射性セシウムが同830ベクレル」が海洋に流出したんですね...。
ま、今回だけじゃないと思いますけど...。
私は、危険なストロンチウムをタンク下部に沈殿させて、海洋への流出を防ぐという富安氏の「沈殿分離法」は非常に有効な対策だと思います。
でも、銭ゲバの東電や・原子力規制委は馬耳東風なんでしょ。
そして、今回のストロンチウム流出事故。
勿論、今回だけじゃないでしょ。
NHKはこの件に関するニュースで、「ストロンチウム」という文言は隠蔽してるみたいですし...。
福島第一原発のタンク 2年前にも汚染水漏れか(NHK):
(5月1日22時20分)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20150501/2220_osen_more.html
東京電力福島第一原子力発電所で、タンクから汚染水がにじみ出たとみられる問題で、このタンクは汚染水漏れの疑いがあったため2年前から汚染水の出し入れをやめていましたが、詳しい原因が分からないまま2週間前に再開していたことが分かりました。東京電力は「汚染水漏れとの関連は調査中」としています。
東京電力によりますと、1日午前9時半ごろ、福島第一原発の汚染水タンクのうちの1基で、基礎の部分に20センチ四方程度の水たまりがあるのを点検中の作業員が見つけました。
この水の表面付近ではベータ線と呼ばれる放射線が1時間当たり70ミリシーベルトという高い値で検出され、東京電力はタンクの中の汚染水がにじみ出たとみています。
問題のタンクは鉄板の筒をボルトでつないだ古いタイプのもので、おととしにも今回と同じような場所で1時間当たり最高で1800ミリシーベルトと極めて高い放射線量が検出されていました。
このため東京電力は、汚染水漏れが疑われるとして、このタンクへの汚染水の出し入れを中止していましたが、原因が分からないまま2週間前の先月18日に再開したということです。
東京電力は、タンクに残っている汚染水を取り除く作業を進めていますが「使用を再開したことと汚染水漏れとの関連は調査中のため分からない」としています。
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>この水の表面付近ではベータ線と呼ばれる放射線が1時間当たり70ミリシーベルトという高い値で検出
NHKはどうしてもストロンチウムという語句を使いたくないみたいですね。
2年前は1800ミリシーベルト。
【社会】残留汚染水、7000トン…除去未対応、漏えいの恐れも-福島第1原発:
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1437376586/
東京電力福島第1原発の海側にある
2、3号機トレンチ(ケーブルなどの地下トンネル)で、
高濃度の放射能汚染水を抜き取る作業が進められている。今月中には、
おおむね完了する見通しだが、第1原発で汚染水がたまっているのに
抜き取りが行われていないトレンチなどは20日時点で、少なくとも
16カ所に上る。計約7000トンの汚染水が地下に漏れ出す危険がある。
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2万トン処理しきれず=汚染水、5月までに-福島第1(jiji.com):
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015031600567
東京電力は16日、福島第1原発でタンクにためている放射能汚染水について、目標の5月までに処理しきれない分が2万トンに上ることを明らかにした。汚染水の総量約60万トンの3%に当たる。海水を多く含んでいるため、処理にさらに数カ月かかるという。他の汚染水は浄化装置「ALPS」(アルプス)と健康への害が大きいストロンチウム90を除去できる装置を併用し、一通り処理が完了する見通し。
福島県楢葉町で同日開かれた政府と東電による廃炉・汚染水対策現地調整会議に東電が報告した。
東電などによると、海水が多い汚染水は、含まれているマグネシウムなどの成分が障害となり、他の汚染水に比べALPSなどでの処理に時間がかかるという。
また、ストロンチウム除去装置で処理しても他の放射性物質が残るため、東電は62種類の放射性物質を取り除けるALPSで再浄化する方針。全ての処理が来年5月までに完了するとの考えを示していた東電幹部は同日の会議後、「処理の状況を見極めて改めて示したい」と述べた。(2015/03/16-17:06)
>ストロンチウム90を除去できる装置
というのは米キュリオン社製のモバイル型ストロンチウム除去装置のようですね。
プレスリリース
米Kurion、福島第一原子力発電所のタンク水処理に関する契約を締結
2014年06月09日のニュースです。
米Kurion、福島第一原子力発電所のタンク水処理に関する契約を締結
福島第一原発の安全を改善するため、キュリオンモバイル型ストロンチウム除去装置を提供する契約:
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%EF%BC%99%EF%BC%90%E3%82%92%E9%99%A4%E5%8E%BB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E8%A3%85%E7%BD%AE&oq=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%EF%BC%99%EF%BC%90%E3%82%92%E9%99%A4%E5%8E%BB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E8%A3%85%E7%BD%AE&aqs=chrome..69i57.1596j0j7&sourceid=chrome&es_sm=93&ie=UTF-8#q=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%EF%BC%99%EF%BC%90%E3%82%92%E9%99%A4%E5%8E%BB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E8%A3%85%E7%BD%AE&tbm=nws
【福島第1原発の現状】(2015年6月22日)廃液容器の水漏れ相次ぐ ずさんな管理体制も発覚:
http://www.47news.jp/47topics/e/266382.php
東京電力福島第1原発の汚染水処理で発生する廃液の貯蔵容器で水漏れが相次いでいる。点検の結果、容器のふたの不具合を見逃していた新たな問題も発覚し、東電やメーカーのずさんな管理体制が明らかに。汚染水処理や放射性廃棄物管理の難しさがあらためて浮き彫りとなっている。
多核種除去設備(ALPS)で汚染水を処理する過程では、塩分などを取り除く際に廃液が生じる。1リットル当たり10億~100億ベクレル前後の極めて高濃度のストロンチウムが含まれるため、樹脂製の容器(直径約1・5メートル、高さ約1・8メートル)に貯蔵。構内で保管する容器の数は1600基を超えたが、最終処分の方法は決まっていない。
水漏れの発見は4月2日で、作業員が容器1基でふたの周囲がぬれているのを見つけた。東電は他の容器も調べ始め、今月中旬までに点検が済んだ684基のうち計30基で漏えいが見つかった。
東電によると、廃液から出る強い放射線で水が分解され、水素ガスが発生。粘性の高い廃液中にガスがとどまり廃液の体積が膨張して水位が上昇し、上澄み部分が容器から漏れ出たとみられる。容器から上澄みを抜いて水位を下げるなど応急対策を進めつつ、残る約千基の調査を急いでいる。
一方、水漏れの点検過程で、ガスを逃すために本来ふたに付いているはずの通気孔がない容器が見つかるという別の問題も4月29日に発覚した。
容器はALPSを運用する東芝が米国のメーカーに製造を委託。東芝は納品された後、通気孔の数を確認しないまま使用しており、東電側も性能をチェックする仕組みがなかったという。
東電は別途、ふたの通気孔を確認する調査を5月下旬に開始し、これまでに478基の点検を終え、少なくとも10基で穴の数に過不足があった。
東電は「ふたの不具合が原因の漏えいは見つかっていないが、資材の管理に問題があった」と釈明している。
(共同通信)
>684基のうち計30基で漏えい
>最終処分の方法は決まっていない。
福島第一原発のタンク水からストロンチウム除去、東電が米キュリオン社と契約。 東芝製ALPSの機能不全をカバー(日経(as)
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/676.html
02. 2014年6月12日 00:45:42 : SAkbcU4RQs
国民を騙すコントロール下の旗頭のインチキALPS 国税がドブに(東芝→献金・天下り席)
03. 2014年6月12日 04:41:34 : MYZUqU1mMY
このキュリオンも
適正価格っていうのはなくて
言い値で買わされる。
最低10倍は吹っ掛けているだろうね。
また電気料金が上がるぞ?
05. 2014年6月12日 19:45:56 : zKbFekhtMM
「無機のイオン交換メディア」とは、リン酸カルシウムのことかな?
そうであれば、事前に汚染水からカルシウムがしっかり取れていないと苦しいね。
水処理剤としての実績もあって価格も比較的安価な、「水酸化第二鉄」を使った沈殿処理の方がカルシウムの影響もないので、ストロンチウムの除去には向いているのだが…。
スラッジの含水率が高くなることを気にしているのかもしれないが、まず確実な方法をとるべき局面だと考える。
キュリオンは事故直後の際にも、ゼオライトを海水混じりの汚染水に適用して大失敗した前科があるからね。ケネディーの肝入りなんだろうが、ゼオライトを使った際にセシウムの吸着が海水に含まれるカリウムで妨害されたように、今回はカルシウムがストロンチウムのイオン交換を妨害して、結局、イオン交換体が廃棄物の山積み状態にならねば良いのだが…。
この会社は、あまり技術的には信頼できないが、原子力村以外からは絶対参加させない仮免政府の方針は明らかなので、少しは頭のいい奴が来てくれることを祈る。
>水処理剤としての実績もあって価格も比較的安価な、「水酸化第二鉄」を使った沈殿処理の方がカルシウムの影響もないので、ストロンチウムの除去には向いているのだが…。
ゼオライト(猫の砂)で大失敗したのってキュリオンだったんだ(笑)。
米国製の専用ロボット、冷却水漏れ調査へ 福島第一原発
2014.05.15 Thu posted at 15:04 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35047942.html
ロボットは放射性廃棄物処理を請け負う米キュリオン社がコロラド州で製造した。冷蔵庫ほどの大きさで、放射線を遮るカメラを搭載し、約45キロの物体を持ち上げることが可能。鉄鋼を切断するための機材も装備でき、長さ約4.5メートルの機械アームを原子炉建屋の床の穴から挿入して中を調べる。
同原発2号機建屋の地下部分からは高濃度の放射性物質を含んだ冷却水が漏れ出していると見られ、人間が近付けないことから専用ロボットが開発された。圧力抑制プールと呼ばれる区画の周辺3カ所をアームを使って調べる予定で、流出箇所が見つかれば、別のロボットを送り込んで修理に当たる。修理用のロボットはまだ開発中のものもあるという。
(部分抜粋)
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故障頻発の汚染水浄化装置つくった 米「キュリオン社」はナゾだらけ:
http://news.livedoor.com/article/detail/5671911/
カルトチックなコメントは削除させて頂きましたので、悪しからず。
東京電力 (原子力)
@TEPCO_Nuclear
■お知らせ■ 6時43分頃、福島第一原子力発電所構内において、工事車両の清掃を行っていた協力企業作業員が、車両後部にあるタンクの蓋に頭を挟まれ、意識がないとの連絡が入りました。状況について、現在確認中のため分かり次第お知らせします。http://twme.jp/tenu/00VP
https://twitter.com/TEPCO_Nuclear/status/629806507371028480
東京電力 (原子力)
@TEPCO_Nuclear
福島第一原子力発電所の作業員負傷者発生について続報です。搬送先の病院にて午前7時56分に死亡が確認されました。亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げます。現在臨時会見開催の準備をしておりますので、別途ご案内申し上げます。
http://twme.jp/tenu/00VQ
https://twitter.com/TEPCO_Nuclear/status/629841819413516289
ハッピー
@Happy11311
先日の亡くなった人と同じ陸側遮水壁工事…。先日亡くなった人は、構外で体調不良になって死亡と言うことで、東電は作業と因果関係無いと言いきり、詳細公表されないまま。今回の事故は、構内作業中の事故。
https://twitter.com/Happy11311/status/629817328872480768
【社会】福島原発の作業員が死亡 東電「亡くなった原因が分からない」:
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1438642512/
福島第一の30代男性作業員が死亡 熱中症?訴え
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015080302000108.html
東京電力福島第一原発の三十代の男性作業員が一日、帰宅途中に体調不良を訴え、病院へ搬送されたが死亡した。作業をしていた午前中に熱中症のような症状を訴え、水分補給などをしていたという。
東電や福島県の双葉地方広域市町村圏組合消防本部への取材や、作業員らの話によると、男性は大手ゼネコン鹿島の下請け会社の作業員。同日早朝、汚染水対策のため1~4号機の周辺に建設されている
凍土遮水壁の凍結管用の穴掘り作業後、約二十キロ離れた作業拠点のJヴィレッジで体調不良を訴えた。
関係者が車で病院に運ぶ途中に意識不明となり、一一九番を受けて救急隊員が到着したときは心肺停止状態だった。いわき市内の病院に運ばれ、午後一時ごろ死亡が確認された。
東電の広報担当者は「亡くなった原因が分からないので具体的なことは答えられない。作業状況を確認している」と話している。
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午前の作業中に熱中症のような症状を訴えてたみたいだけど、何故、その時に救急車を呼ばなり、病院に運ぶなりしなかったんでしょう!?
>構外で体調不良になって死亡と言うことで、東電は作業と因果関係無いと言いきり、詳細公表されないまま
もしかして、構外での死亡だから作業との因果関係はない..という無責任東電見解の為に、構内で体調不良を訴えても病院搬送の対処をしてもらえなかった!?
608 :名無しさん@1周年:2015/08/07(金) 13:18:16.19 ID:c6BTnQ1tO
解剖した後、福島で火葬して地元の北海道に戻ってきたよ 明日通夜です 肺の中に水が溜まってたって 熱中症の症状ではないよな? 親は憔悴しきっている 作業員の皆さん、色々な人がいるだろうけどお身体には気をつけて下さい
635 :名無しさん@1周年:2015/08/07(金) 22:29:16.65 ID:AH3SdwKh0
>>608はガチ?
636 :名無しさん@1周年:2015/08/08(土) 02:43:41.75 ID:YtGYn1PFO
>>635本当だよ 田舎の同級生だから情報回るの早かった 持病なのか放射能の影響かはわからないが肺に水が溜まってたのも本当 だから熱中症で済ませてほしくない
「放射性物質が呼吸で肺に入ったら排出されず一生被曝し続ける」は間違いで、代謝とかで体外に出ていく。と聞いたのですが本当なんですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1382831268
project_d_1h2eさん 編集あり2012/3/516:52:28
電力会社に勤めていた者です。放射線管理で一番気をつけなければいけないのは「内部被ばく(放射性物質を体内に取り込まない)」です。これは呼吸や経口摂取、傷口等から放射性物質が体内に入り込むと放射性物質の種類にもよりますが、新陳代謝等で体外に放射性物質が排出されないからです。特に肺の場合は新陳代謝による体外への排出がほとんど出来ないために組織的の被ばく線量限度が厳しく規制されています。特にプルトニウムは半減期が2万4000年と膨大な時間、エネルギーを出して肺の組織を破壊し続けますから他の放射性物質よりも格段に厳しい管理をしています。
「ホットパーティクル」死ぬまで肺の中にとどまり放射線を出し続ける>汚染地帯の住民、肺の中に多量に検出(原発問題):
2013-01-04 22:50:37
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/21a10399b0959c658620b5740c3b3204
4年前にソ連で起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故で大気中に放出された「ホットパーティクル」と呼ばれる高い放射能をもった微粒子が、白ロシア共和国の放射能汚染地域に住んでいる住民の肺の中に予想を超えるほど多量に存在することがわかった。同共和国のミンスク大学放射線化学研究室のエフゲニー・ペトリャエフ教授が朝日新聞の取材に対して明らかにしたもので、1年半にわたる住民の遺体解剖で得た肺の標本とレントゲン写真を示し、「5年後ぐらいから肺がんが多発する可能性が大きい」と警告した。詳細なデータは近く国際原子力機関(IAEA)に提出される。
ペトリャエフ教授が解剖した遺体は200体。チェルノブイリ原発の北に位置し、放射能汚染指定地が多数点在するゴメリ州の住民がほとんどで、交通事故や一般的な病気で死んだ11歳から70歳までの男女。全員の肺を摘出して調べた結果、7割の人の肺からホットパーティクルを検出した。
ソ連国内の広範な土地の放射能汚染の主役は、炉心から飛散した揮発性のセシウムだが、ホットパーティクルはいくつかの不揮発性の放射性物質の混合物だ。爆発の時、2000度以上の高温で溶けて結晶化した核燃料ウランが主体で、その中に猛毒のプルトニウム、ルテニウムなどが混じっている。
肺の中にあった粒子の直径は0.01ミクロンから4ミクロン、細かなものは肺の深部、大きなものは気管支近くに分布していた。1人の肺全体のホットパーティクルの数は、数百から2万前後まで。1つの粒子の放射能の強さもさまざまだが、セシウムのように尿中から排出されることはなく、死ぬまで肺の中にとどまり放射線を出し続ける。ペトリャエフ教授は「1個平均を1億分の1キュリーと推定すれば、2万個あれば何年かあとにほぼ確実にがんを引き起こす」という。
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>「5年後ぐらいから肺がんが多発する可能性が大きい」と警告
放射性物質を肺に吸い込んだ場合、肺に異常が出るのは事実。
以下は、広野町に半年間除染作業に行っていた私の知人のブログです。
数千人規模の肺炎(放射性肺炎?)(松隈清次の徒然紀行)
2012-09-17 09:51:38
http://ameblo.jp/matsukuma-seiji/entry-11356827503.html
私達が仕事を始めた時、
セブンイレブンで警視庁の機動隊員も全員咳込んでいた。
旅館で泊まりこんでいる人々も一様に咳込んでいる。
初めは「風邪が流行ってるんだな・・・」程度だったが
清水建設の事務所で確信に至った。
1300人の殆どが肺炎のような変な咳をしていのだ!
最後の健康診断の時に清水建設が指定した「医療法人 菅沼病院」
で医師に聞いてみた。
「これは放射性の肺炎ですか?つまり、免疫細胞の減少によるものですか?」
こう言うと、目を合わさず逸らして医師は「ホコリのせいじゃないかな・・・」
「でも、数千人の規模で咳込みますか?寝ると直ぐに咳が出るんです。」
「ひょっとして・・・放射性物質の因果関係があると言うと医師会から除名されるのですか?」
と言うと看護婦が咳込んで医師は何も答えなかった。
本当の診断をしたいのならば、医師会の七光りが届かない人徳者の医師を探そう。
アメリカの医師でも有効である。※実費だが
一昨日は横浜でガイガーカウンターで調査した数値は0.007マイクロ・シーベルト
広野町は0.27マイクロ・シーベルト
二本松・福島市の境(川沿い)は2.78マイクロ・シーベルト※車中で窓を閉めた状態
免疫細胞が悲鳴を上げても何ら不思議ではない。
国家の影が見えてならないのは、私だけなのだろうか?
いままでの国の対応を信じろと言う方が、変な人に思えるのだが.....
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東電は多分、作業員の肺がん発症と放射性物質の肺吸引の因果関係は認めないつもりなんでしょうね。
今年が肺がん発症率が高くなるとされる5年目...。
ところで、東電は以前作業員の追跡調査をやったけど、行方が分からない人多数...って言ってたと思うけど、現在は!?
福島原発では今年始めにも、2日続けて作業員の方が亡くなってますよね...。
✕今年が肺がん発症率が高くなるとされる5年目...。
◯4年目
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