脳を食した部族の研究、難病解明のヒントに
2015年 06月 11日 18:50 JST
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKBN0OR0YH20150611
[ロンドン 10日 ロイター] - 英国やパプアニューギニアの科学者グループは、蛋白質「プリオン」が原因となる病気の科学的解明のため、かつて脳を食べる習慣があったパプアニューギニア高地の部族についての研究を進めている。パーキンソン病や認知症の治療にもヒントを与える可能性があるという。
かつて親族の葬式にその脳を食べる儀式を行っていたパプアニューギニアのフォア族は、それが主因でクールー病と呼ばれるBSE(狂牛病)に似た病気がまん延したが、やがて病気に対する遺伝的な耐性を身につけたという。
英科学誌ネイチャーに掲載された研究によると、科学者チームはフォア族の研究によって、この特定のプリオン耐性遺伝子を突き止め、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)すべてに有効であることを発見した。
プリオンは感染症の病原体として人間ではCJD、畜牛ではBSEといった死に至る脳症を引き起こす。プリオンが原因で認知症を発症するケースもあり、科学者らはアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患が進行するプロセスを知る手がかりになると考えている。
変異型ヤコブ病で米4人目の死者:
2014.06.06 Fri posted at 09:47 JST
http://www.cnn.co.jp/usa/35049014.html
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は、米国内で4例目となる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCDJ)の死者が確認されたと発表した。
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、牛海綿状脳症(BSE)との関係が指摘される脳疾患。最近テキサス州で死亡した患者がこの疾患に感染していたことが確認された。
vCDJは1996年に英国で発見され、世界では欧州を中心にこれまでに220例が報告されている。米国の患者4人はいずれも、国外への渡航中に感染したとみられている。
今回死亡したテキサス州の患者も、欧州や中東に頻繁に渡航していたという。同州衛生当局は、一般への健康懸念が生じる状況ではないと説明している。
BSEは「狂牛病」として知られ、感染した牛の脳や中枢神経といった部位の摂取や、感染組織に接触した牛肉の摂取がvCDJの原因になると考えられている。米国では2003年に初めて牛のBSE感染が確認された。
--------------
CDC(笑)。
去年、新たな死者が出た..というニュースは見てたんですけど、これが、今年の「難病解明のヒントに」のニュース記事への布石ということだったんじゃないんでしょうか?
新たなお金儲け?(笑)
「プリオン病 教科書」:
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%80%80%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8
福祉教科書 介護福祉士 完全合格問題集 2016年版:
https://books.google.co.jp/books?id=0_twCQAAQBAJ&pg=PA193&lpg=PA193&dq=%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%80%80%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8&source=bl&ots=pyNpQWyLSW&sig=7XbxjjmgQoU4E1ZMZFicT8QEvSY&hl=ja&sa=X&ved=0CCgQ6AEwAmoVChMIoMDjqLCLxgIVwXy8Ch2HNgCR#v=onepage&q=%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%80%80%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8&f=false
04解説
4✕ プリオン病は、正常型のプリオンタンパク質が感染性を持つ異常型へと立体構造異常を起こす感染症であり、ヒトのプリオン病であるクロイツェル・フェルトヤコブ病は、いったん発症すると確実に死に至る。
05解説
4◯ 副腎皮質ステロイド、H2ブロッカー、抗コリン薬、鎮痛薬、抗がん剤、インターフェロンなどでしばしばみられる。
薬が新しい感染症を作り出す。
エボラ出血熱も出血性デング熱も。
そして、その他、もろもろも...。
21 件のコメント:
KAKEN - 動物の伝達性海綿状脳症の分子病態(08300011)
1996年度~1998年度
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/08300011.ja.html
プリオン病におけるプリオン蛋白変換の分子機構解明と脳組織内変換の場の特定
MOLECULAR MECHANISMS FOR PRION PROTEIN CONVERSION AND CELL-TYPES INVOLVED IN THE CONVERSION IN VIVO
1997年度~1999年度
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/09470154.ja.html
国の医科様政策を動かしてしまったヒトビト…
「感染症研究推進準備委員会 清水実嗣」
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%BA%96%E5%82%99%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A+%E6%B8%85%E6%B0%B4%E5%AE%9F%E5%97%A3
「人獣共通感染症 清水実嗣」
https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%BA%E7%8D%A3%E5%85%B1%E9%80%9A%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87+%E6%B8%85%E6%B0%B4%E5%AE%9F%E5%97%A3
「清水実嗣 品川森一」
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B8%85%E6%B0%B4%E5%AE%9F%E5%97%A3+%E5%93%81%E5%B7%9D%E6%A3%AE%E4%B8%80
「食品安全委員会 見上彪」
https://www.google.co.jp/search?q=%E9%A3%9F%E5%93%81%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A+%E8%A6%8B%E4%B8%8A%E5%BD%AA
もひとつおまけ(笑)。
「根路銘国昭 品川森一 梁川良」
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A0%B9%E8%B7%AF%E9%8A%98%E5%9B%BD%E6%98%AD+%E5%93%81%E5%B7%9D%E6%A3%AE%E4%B8%80+%E6%A2%81%E5%B7%9D%E8%89%AF
医科様人脈系譜、詳しくは以下の書籍へ(笑)。
『インフルエンザ危機』 |集英社新書
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E5%8D%B1%E6%A9%9F%EF%BC%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%82%B9%EF%BC%89
>KAKEN - 動物の伝達性海綿状脳症の分子病態(08300011)
>プリオン病におけるプリオン蛋白変換の分子機構解明と脳組織内変換の場の特定
長崎大方面がやたら多いですね。
平成19年度国際連携研究戦略本部運営会議委員名簿(長崎大学):
http://www.cicorn.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/meeting/h19_staff.php
学外委員
感染症研究ネットワーク支援センター センター長 永井美之
学内委員
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授 山下俊一
山下俊一氏って福島原発でトンデモ理論をプロパガンダして、その後長崎大学に戻ってますよね。
月刊 文部科学時報 2005年6月号 (2005年06月22日発売) の目次:
http://www.fujisan.co.jp/product/1281680112/b/69464/
特集
新興・再興感染症研究の取組
近年、国際的に、SARSや鳥インフルエンザが発生し、またHIVなどの感染者数は依然として多く、これら新興・再興感染症に対する社会不安が増大しています。この現状に対し、国全体としての感染症対策を支える基礎研究を集中的・継続的に進める取組について紹介します。
巻頭言
再々興感染症を作らないために/ライフサイエンス委員会主査 金澤一郎
解説
新興・再興感染症研究をめぐる現状/研究振興局ライフサイエンス課
座談会
これからの新興・再興感染症研究への期待
出席者
倉田毅(国立感染症研究所長)/永井美之(富山県衛生研究所長)/笹月健彦(国立国際医療センター総長)
豊島久真男(独立行政法人理化学研究所研究顧問)
清水実嗣(前農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所所長)
司会
佐伯浩治(文部科学省研究振興局ライフサイエンス課長)
論文
・突如出現した新興感染症に対処する迅速な対応、SARSの緊急研究/前国立感染症研究所所長 吉倉廣
・高病原性鳥インフルエンザに対する危機管理と緊急研究が果たした役割
/動物衛生研究所感染病研究部長 山口成夫
・新興・再興感染症の制圧に向けて/東京大学医科学研究所所長 山本雅
・スマトラ地震津波後の感染症流行リスク/長崎大学熱帯医学研究所熱帯感染症研究センター教授 國井修
・特定領域研究「感染の成立と宿主応答の分子基盤」から/領域代表 永井美之
・人獣共通感染症を克服するための北海道大学の取組/北海道大学大学院教授 喜田宏
施策紹介
特別教育研究経費による感染症研究クラスター
/大阪大学微生物病研究所感染症国際研究センター長 堀井俊宏
解説
新興・再興感染症研究拠点形成プログラム/研究振興局ライフサイエンス課
----------------------------
あやしすぎる名前がズラリ(笑)。
これははじめて目にしました…それはそれはすんごい面々(笑)。
「文部科学省」:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E9%83%A8%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%9C%81
かつては、ぎょうせい発行の『文部科学時報』(月刊)があったが、2012年3月10日号をもって終刊となった。
----------
文科省公認の機関紙(笑)。
✕文科省公認の機関紙
◯文科省発行の機関紙
<韓国MERS>1万円マスク注文殺到 愛知の会社大増産:
毎日新聞 6月13日(土)22時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150613-00000067-mai-soci
◇夏でも快適、韓国から個人客も 1日1万枚以上生産
韓国で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、愛知県豊橋市のメッシュ製品の製造会社「くればぁ」が作る約1万円の超高級マスクが売れている。夏場でも快適に身につけられることが特徴で、洗って再利用が可能。韓国向けに卸売りする日本の商社からの発注だけでなく、小売店で入手できない個人客が韓国から訪れ直接買い付けていくこともあるという。
----------
2009年パンデミックの時のマスクないない、価格高騰騒動を思い出しました。
いろは堂薬局:
http://store.shopping.yahoo.co.jp/kenko168/4571178711396.html
特殊ドロマイト(BR-p3)加工!
バリエール ウイルス対策マスク 50枚(備蓄用)
通常販売価格14,190円(税込)
特殊ドロマイト精製素材『BR-p3』ウイルス対策フィルター採用。ウイルス飛沫の侵入を防止。
米国ASTM F2100-04に定められるサージカルマスクの規格に適合。
<メーカー:モチガセ>
-------------------
モチガセ(笑)。
羽生結弦の愛用マスク、1万円超えでも納得の高性能 洗って100回使える
withnews 4月6日(月)7時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00000002-withnews-spo&p=1
【画像】9層のフィルター、エボラでも活躍した羽生選手愛用の超高級マスク
・9層のフィルターで花粉やPM2.5などをカット
・メッシュフィルターで微小な花粉アレルゲンも99%防ぐ
シャープのプラズマクラスターを連想しました(笑)
エボラvs人類 終わりなき戦い (PHP新書) 新書 – 2014/12/16
岡田 晴恵 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9vs%E4%BA%BA%E9%A1%9E-%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%88%A6%E3%81%84-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E6%99%B4%E6%81%B5/dp/4569823629/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1434702192&sr=8-2&keywords=%E5%B2%A1%E7%94%B0%E6%99%B4%E6%81%B5
内容紹介
2014年、突然起こったエボラ出血熱の大流行に、恐怖を感じなかった人はいないのではないか。リベリアなどアフリカ諸国で猛威を振るったエボラウイルスは、スペイン、アメリカへと先進国にも飛び火し、全世界の人々を混乱に陥れた。
しかし、アフリカの一風土病にすぎなかったエボラ出血熱が、なぜ海を越えるまでになったのか。そもそもエボラ出血熱とはどのような病気なのか。いま知っておくべきそうした知識が世に問われないことに、専門家である著者は不安といらだちを感じたという。
エボラだけではない。デング熱から強毒型インフルエンザまで、私たちが生きる21世紀はこれまでには考えられなかったスピードで、感染症が世界に広まる特殊な時代なのだ。その理由を知るためにこそ、学ぶべきは感染症と人類が歩んできた歴史である。
では、そうした「感染症の世紀」に人類はどう向かい合うべきなのか。今後も幾度となく起こるだろう感染症の流行を過剰に恐れず、しかし無防備になることもなく、自分で自分の身を護る方法を4パターンのシミュレーションを通じて、本書では明らかにする。
いま私たちがエボラ出血熱について、そして感染症について、絶対に知っておくべき知識を凝縮した一書が緊急発刊。
内容例:映画『アウトブレイク』を連想される展開/WHOが発した「緊急事態」宣言/世界に衝撃を与えた流行モデル/発症から7~10日のあいだに重症化へ/ウイルスそのものの感染能力は高くはないが……/いまだ確立されていない治療薬や治療法/スーダンの綿工場で発生した謎の奇病/感染の原因は注射器の使いまわし/先進国の大都市は感染リスクに弱い/これが日本を脅かす新しい感染症だ/世界が恐れた「スペイン・インフルエンザ」の猛威/感染症は人工調節の役割も担ってきた/主要各国から個人にまで広がる「支援の輪」 ほか
-----------------
新型インフルエンザの次は、ちゃっかりこわいこわいエボラ本を出してたんだ。
機を見るに敏というか目ざといというか,,、エボラは今が旬のお金儲けの為の商材かな?(笑)
中南米のコウモリで新型の「インフルエンザウイルス」を発見
2015年6月20日 8:00 PM
http://www.mededge.jp/a/cold/14793
中南米に生息するコウモリで新型の「インフルエンザウイルス」がこのたび発見された。最も一般的なA型というタイプに近いと見られている。
米国カンザス州立大学を含む研究グループが、病原体に関するオンライン専門誌プロス(PLoS)パソジェンズで2015年6月4日に報告した。
幅広い動物で集団発生
インフルエンザの中でも、A型というタイプは最も一般的なタイプとなっている。家畜として飼われている鳥のほか、野鳥、ブタ、そのほかのほ乳類で集団発生を起こすと知られている。人間にも感染するため「人獣共通感染症」をもたらす病原菌の一つと位置づけられる。
カモやハクチョウのような水生の鳥類はA型インフルエンザウイルスをもともと持つ動物と考えられている。
HAとNAで分類されている
ウイルスはいくつかのタイプに分類されている。まず大きく持っているタンパク質の種類によって、A型、B型、C型に分かれており、さらに、最も一般的なA型が多種類に分かれている。
A型の種類を決めるのは2種類のタンパク質の性質の違いによるものだ。
そのタンパク質のうち一つは「ヘマグルチニン(HA)」というタンパク質、もう一つは「ノイラミニダーゼ(NA)」というタンパク質。糖の付いているタンパク質であるため「糖タンパク質」と呼ばれている。人間を含めて、このタンパク質を異物ととらえて、対抗するための免疫を働かせている。免疫を反応させるところから抗原性の違いとも表現される。
HAの性質の違いから16種類に分かれており、NAの性質の違いから9種類の亜種が判明している。
新たに2種類を発見
A型インフルエンザウイルスは、ときどき種の壁を超えてうつって新しい種類を作ると知られている。
例えば、イヌやウマも含めた家畜、アザラシやクジラといった海生ほ乳類のほか、人間でも起こり得る。
今回は、次世代ゲノムシーケンシングによる遺伝解析に基づいて、新たにコウモリから2種類のウイルスが特定された。暫定的にアメリカケンショウコウモリから取れたものは「H17N10」と呼ばれ、ヒラバナフルーツコウモリから取れたものは「H18N11」と呼ばれている。
中南米に広く分布
これら2種類のウイルスは、中南米に生息するさまざまなコウモリ種で見られるという。
研究グループによると、インフルエンザのウイルスを調べた調査で、取ってきた生物のサンプルのうち40~50%でH17またはH18のタンパク質、またはN11のタンパク質が確認されているという。広く分布していると研究グループは推定している。
これらのウイルスが中南米以外にも存在するかどうかはまだ不明で、逆に中南米では従来のウイルスを持ったコウモリも発見されていないと説明している。
新たに発見された2種のウイルスは、HAとNAがこれまでのウイルスとは違いがあり、A型インフルエンザらしきウイルスという位置づけとなっている。研究グループは現状では人間に感染するリスクは低いと見る。
思わぬ動物からうつる
研究グループはウイルスのリスクについて検証を進めている。例えば、従来のウイルスと一緒に感染した場合に、混じり合って新たなウイルス種を生むかという実験。ここまではその可能性はなさそうだと見られている。
ウイルスは感染力を保ったままで分離されておらず、多くの疑問が未解決という。SARS(サーズ)や狂犬病といったウイルス病のリスクをコウモリのほかにもたらすか要警戒という段階となっている。
コウモリはエボラウイルスを運ぶ動物として注目された(エボラなぜ感染源はコウモリなの?西アフリカで大流行の発端を探った論文よりを参照)。最近では、ラクダが中東呼吸器症候群(MERS)のウイルスを持つと知られるようになった(MERS(マーズ)が世界で初めて出現したのは2012年6月を参照)。思わぬ動物が病気をもたらすことがある。
文献情報
Ma W et al. Expected and Unexpected Features of the Newly Discovered Bat Influenza A-like Viruses. PLoS Pathog. 2015 Jun;11:e1004819
山本太郎氏(長崎大学教授)[新型インフルエンザとのつきあい方]
2008-09-28 |
http://blog.goo.ne.jp/world-news/e/433b6b1094ee48fe10d0a8f9916f1d45
新型インフルエンザとのつきあい方
ゲスト:山本太郎氏(長崎大学教授)
WHOは、新型インフルエンザは発生から約1週間で世界に広がる大流行(パンデミック)を引き起こし、最悪の場合1億5000万人が死亡すると試算し、世界各国に対策を呼びかけている。
感染症としては史上類を見ない規模で発生するこのパンデミックに対応するため、日本の厚労省も行動計画を作成し、対策のガイドラインを発表するなど、ようやく重い腰を上げ始めている。
しかし、パンデミックがひとたび起きれば、医療機関へ殺到する感染者や感染を免れようとする住民によるパニックが起こり、社会的な混乱を引き起こす可能性が危惧されている。
そうした事態に対応するためには、医療体制の確保や感染者の隔離、住民の行動制限や交通機関の運休、学校の休校や通勤の自粛など、複数の省庁や地方自治体、企業などの連携が不可欠となるが、依然としてその体制は十分には整っていないと指摘する専門家は多い。
それにしても、人類はこれまでもさまざまな感染症に襲われてきた。
なぜ、新型インフルエンザだけが、これほど恐れられているのだろうか?
感染症対策に詳しい長崎大学教授の山本太郎氏は、現在は、従来のインフルエンザウイルスに替わり、新しいウイルスが登場する可能性が高い時期に入っており、人類は新しいウイルスに対して免疫がないことから、パンデミックはいつ起きてもおかしくない状態にあると語る。
それが、現在恐れられているパンデミックが、スケールにおいても重篤さにおいても、従来のインフルエンザの流行とは桁違いになると予想される所以だ。
これまで発生した新型のインフルエンザは、すべて鳥を宿主とする鳥インフルエンザが変異し、人に感染したものがその起源だった。
現在、WHOが厳重に監視をしている鳥インフルエンザH5N1型は、97年に鳥を大量死させたことから注目されたものだが、従来から存在している鳥インフルエンザウイルスは宿主の鳥に重篤な症状を引き起こさなかったが、このH5N1型は宿主を死に至らしめるほど毒性が強い。
また、H5N1型の鳥から人への感染は既に始まっている。
WHOの発表では、2003年10月から2008年9月までに、世界15カ国387人がH5N1型によるインフルエンザを発症し、そのうち245人が死亡している。
その中には極少数ではあるが、人から人への感染も報告されているのだ。
山本氏は、人類が鳥インフルエンザを根絶することは不可能と語る。
宿主である渡り鳥が国境を越えて、ウイルスを伝播する可能性も高い。
また、どんなにH5N1型を監視しても、人への感染を引き起こす別のウイルスが突然登場する可能性もある。
そのため、新型インフルエンザを完全に封じ込めることは不可能と考え、むしろ、発生後にどうパンデミックを遅らせるかを主眼に対策を練るべきと提言する。
人類は、記録に残っているだけでも、17世紀後半からたびたび新型インフルエンザのパンデミックに襲われてきた。
1918年のスペインかぜや1968年の香港かぜに見られるように、インフルエンザが世界中で流行を起こすと、人類は免疫を獲得し、ウイルスも次第に毒性を弱めていく。
予想されるパンデミックも、1年ほどで終息する可能性が高い。
そのため、新型インフルエンザが発生した場合は、まず徹底した封じ込めを行い、流行を遅延させることで、時間稼ぎをすることが重要だと山本氏は語る。
そのためには、発生地となる可能性が高いとみなされているアジアの一員である日本への期待は大きい。
日本政府は新型インフルエンザ発生の際には、率先して発生国に協力を行い、国際的な貢献をする必要がある。
それが、自国民を守ることにもつながると、山本氏は説く。
新型インフルエンザとはどのようなもので、われわれは何をどれほど恐れる必要があるのか。
社会的な影響、パンデミック阻止に日本が果たす役割まで、新型インフルエンザと我々はどうつきあうべきかについて、幅広い議論を行った。
エボラ熱「中国経由の感染警戒を」 福岡
2014.11.5 07:05
http://www.sankei.com/region/news/141105/rgn1411050080-n1.html
エボラ出血熱の感染拡大が止まらない。世界保健機関(WTO)は「過去40年間で最大の危機」と表現し、各国に対応を呼び掛ける。熱帯地域に特有の病気研究を進める長崎大学熱帯医学研究所の山本太郎教授は、エボラ出血熱について「アフリカや米国からだけでなく、中国経由の感染ルートも懸念される」と語った。 (奥原慎平)
>インフルエンザの中でも、A型というタイプは最も一般的なタイプとなっている。家畜として飼われている鳥のほか、野鳥、ブタ、そのほかのほ乳類で集団発生を起こすと知られている。人間にも感染するため「人獣共通感染症」をもたらす病原菌の一つと位置づけられる。
カモやハクチョウのような水生の鳥類はA型インフルエンザウイルスをもともと持つ動物と考えられている。
--------------------
「人獣共通感染症」(笑)。
人獣共通感染症なんて仮説に過ぎないものが事実としてまかり通っているのは巨額のワクチン利権の為でしょ。
それにしても、長崎大学...。
事実は「ウイルスは種の壁を越えない」でしょ。
ニャロメの「超ウイルス」学理論は、とある方面の方々にとっては、とっても魅力的魅惑的な理論(教義)なのでしょう(笑)。
そして、「新興・再興感染症研究事業」…
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%93%81%E5%B7%9D%E6%A3%AE%E4%B8%80+%E6%A0%B9%E8%B7%AF%E9%8A%98%E5%9B%BD%E6%98%AD+%E6%96%B0%E8%88%88%E3%83%BB%E5%86%8D%E8%88%88%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87
「MERS ダチョウ カイコ」:
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=MERS+%E3%83%80%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6+%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%B3
カイコといえばニャロメ(笑)。
カイコワクチン(笑)。
https://www.google.co.jp/search?tbm=nws&q=%E6%A0%B9%E8%B7%AF%E9%8A%98+%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%B3+%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A0%B9%E8%B7%AF%E9%8A%98+%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%B3+%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
2013年2月17日放送
新型インフルウイルスに挑む!遺伝子技術が生む最新ワクチン
世界を救う!?“反骨”の科学者による「カイコのワクチン」開発:
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20130217.html
根路銘氏ら人工ウイルスでインフルワクチン量産へ:
2014年2月13日 10:04
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-219368-storytopic-1.html
人工ウイルス(笑)。
コメントを投稿